石川県の中心から北に向けて日本海に突き出た半島、能登。
七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町の
4市5町からなる能登は、里山・里海の半島と呼ばれ、
自然豊かで美しいロケーションと、恵まれた海の幸・山の幸が魅力です。
2011年6月に日本で初めて世界農業遺産地域に認定をされました。

Appeal of NOTO 能登の魅力

三方を日本海に囲まれた能登半島は自然が織りなす原風景が魅力。「軍艦島」と呼ばれる高さ28mの能登のシンボル的存在「見附島」、海に面した急傾斜地に1004枚の棚田が広がる「白米千枚田」、世界的にも珍しい車で走ることができる約8キロの砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」など、その他見どころが満載です。

七尾市「和倉温泉」は開湯1200年という歴史がある、北陸を代表する温泉郷です。日本では珍しい海から湧き出る「海の温泉」で、「殺菌・美肌・保温」といった効果が期待できる豊富な塩分が特長です。

能登沖は南からの暖流と北からの寒流が交わる恵まれた漁場。冬の味覚の代表「加能ガニ」、たっぷりと脂がのった「天然能登寒ブリ」、肉厚で甘み溢れる「能登かき」、白身のトロと評される高級魚「のどぐろ」、全国トップの漁獲量を誇る「天然ふぐ」など、たくさんの魚介が水揚げされます。

幻のブランド和牛「能登牛」、優れた特長・品質を要する17品目の「能登野菜」、山のアワビの名を持つ厚さ3センチ以上の椎茸「のとてまり」、スイーツに彩りと深みを与える「能登栗・能登大納言」、ローマ方法に献上された「神子原米」など、年間を通して美味しいものが豊富に揃います。

日本4大杜氏の一つ「能登杜氏」が生み出す日本酒は、口当たりがまろやか且つしっかりした濃厚華麗な味わいが特長です。また葡萄の栽培から醸造まで一貫して行なっている2つのワイナリー「能登ワイン」「ハイディワイナリー」が個性あふれる能登のワインを生産しています。

珠洲市にて約500年、日本で唯一の揚げ浜式で塩づくりを行なっている「揚げ浜塩田」。また1000年以上の歴史がある「輪島の朝市」や124もの手作業により作り出される芸術性の高い伝統工芸「輪島塗り」など、能登の人々により、伝統や文化が今も大切に守り続けられています。

2015年に日本遺産に認定された、巨大な燈籠「キリコ」が主役の能登の夏祭り。毎年夏〜秋にかけて29もの祭りが開催され、威勢のいい掛け声とともにまちを練り歩き乱舞します。夜には明かりが燈され、夏の夜を幻想的に彩ります。